恒例のG.Wに今年も開催された、全国のダンサー達憧れの舞台「MAIN STREET」。
たくさんの人に来て頂き、本当にありがとうございました。
今回はともすれば発表会的な雰囲気になりがちな他のダンスイベントとの差別化を更に図り、ある意味固定化された概念を打破しようという意気込みから、今までにない試みも多く取り入れた画期的な開催となりました。
オープニングでの、ファッションショーやミュージックフェスティバルを意識させるようなアーティスティックなVEKROTZのパフォーマンスで幕を明けた後、いよいよ本編のスタート。
人気HIP HOPダンサー達とそれに続くZEEBRAのドラマティックな登場の演出。SOUL TRAIN AWARDのオープニング・ショーをも思わせるこのオープニングに会場のボルテージはしょっぱなから最高潮に達っし、この日の最初のピークの一つはまずここに確実にありました。
その後もリアルなクラビング・シーンを意識するトップダンサーのみが立て続けに登場、大満足の一日となりました。
DJ TIME中には、エントランスロビーにおいて、通常と違い今回あえてステージ上でなくというコンセプトでのSTRUTのストリートパフォーマンス。そしてその横ではオープンから行われているLive Paintのパフォーマンスも。途中あまりにも人が集まり過ぎてという場面もありましたが、大いに盛り上がり、普通のステージ上でのshowcaseとは違うものが伝えられたのではないかと思っています。
後半も、今回初めて取り入れた”Next Hot Dancers”枠で登場した若手実力チームや、これも初の試みとなった2on2に大きな声援が飛び交い、その中でもひときわ大きい歓声が上がったのが、HIRO＆TATSUO、KAORU HARADA ＆ YOSHIEの２チーム。ともに２人という少人数でのパフォーマンスながらそれを感じさせない迫力と完成度で、最高峰と言われるMAIN STREETのステージにふさわしいshowを披露してくれました。
今回のトリを務めたのはRING。ハウスの実力ダンサーが集まり、完全にドラム、パーカッションの生演奏のみとのコラボレーションパーフォーマンスを披露。その高いレベルでの技術と新境地にチャレンジする姿勢に、他の出演者達もが釘付けになっていました。
SHOW終了後のステージ上では、92年第１回からずっと登場してくれているKOJI (ROOTS/ALMA/RING)の結婚というおめでたいサプライズ発表もあり、会場全体がお祝いムードに染まりました。
そしてその後の最後のDJ TIMEでもフロアーにはサークルが切れる事なく、最後までみんな踊りを楽しんでいました。
今回の開催は、出演者全員で今のダンスシーンをネクストレベルへと引き上げようとする、シーンの先駆者としてのスタンスを充分に感じさせた意義深い一日となったのではないかと自負しています。
次回ももっともっと熱いシーンが打ち出せるようにしていきたいので、これからも宜しくお願いします！
さて、それでは今回4/28のMAIN STREETの全パフォーマンスを全部で１０週に分けてお届け致します。じっくり楽しんで下さいね！過去の映像の更新日は基本的に毎週木曜日。毎週お楽しみに！
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